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また,資源ごみのうち,新聞紙, 段ボール,牛乳パック,雑誌,瓶,缶,古布,ペットボトル及び発泡トレー については,各戸収集して資源化しており,総資源化率は,平成15年度に は30.0%に達し,多摩地域の全30市町村中10位である(30市町村 の平均は26.2%)。
さらに,プラスチックを資源化することを前提に, 平成16年10月現在,分別収集のモデル実験を実施中であり,平成16年 度の総ごみ量は更に減少している。
(乙23,24,36,37,40,4 1,弁論の全趣旨)
(10) エコセメントとは,都市部などで発生する廃棄物のうち主たる廃棄物で ある都市ごみを焼却した際に発生する焼却残さを主とし,必要に応じて下水 汚泥などの廃棄物を従としてエコセメントクリンカーの主原料に用い,製品 1トンにつきこれらの廃棄物をJISA1203に規定される乾燥ベースで 500kg以上使用して造られるセメントである。
エコセメント技術の実証研 究は,技術委員会(委員長はP12京都大学名誉教授。
構成メンバーは,学 識経験者,厚生省,通産省,運輸省及び建設省の各職員及び民間企業代表) を設けて行われ,平成5年度,通産省の事業として開始され,その外郭団体 であるNEDOが財団法人P13に委託して実施された。
同実証研究は,官 民共同で同年度から平成9年度まで実証プラント(エコセメント生産量1日 当たり50トン規模)を使用して行われ,エコセメントの特性,塩素対策, 環境対策,プラント連続運転の可否等について様々な角度から検討が加えら れ,その研究成果から普通エコセメント及び速硬エコセメントが開発され, 同年度にエコセメント技術として確立された。
エコセメント技術は,セメン ト製造技術を応用して開発された技術であり,平成14年7月20日にJI S規格(JISR5214)として制定された。
(乙5,6,12) (11) エコセメントクリンカーの原料に用いられる都市ごみの焼却残さ及び下 水汚泥には,重金属類及び有機化合物であるダイオキシン類を含むことがあ る。
しかし,重金属類である鉛,銅,カドミウム,水銀などの大部分は,1 300度以上の焼成工程で塩化物の形態でセメントクリンカーから分離,冷 却されて,アルカリ塩化物と共にダストとしてバグフィルタで回収されるの で,エコセメントに含まれる重金属類は減少する。
また,エコセメント中に 残存している重金属類も,焼成によって生成した鉱物の結晶構造に取り込ま れることにより,溶出が防止される。
その結果,将来,エコセメントで造ら れた構造物を廃棄するときでも,重金属類の溶出は防止される。

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